ぎっくり腰の6割は、冬場に発生。そのメカニズムと対策とは!?

ぎっくり腰(急性腰痛症)

ぎっくり腰の6割は、冬場に発生。

『ぎっくり腰(急性腰痛症)の6割は、冬場に発生』することを突き止めたのは、NLC野中腰痛クリニックさんのアンケートでした。

そのアンケート調査は、「ぎっくり腰になったことのある30~60代の男女」への聞き取り調査

では、そもそも『ぎっくり腰(急性腰痛症)』とは何でしょう。

ぎっくり腰(急性腰痛症)
ぎっくり腰は、病名ではありません。正式には「急性腰痛症」といいます。強烈な痛みを伴い、欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれます。

このブログでも「魔女の一撃」に関して記事にしています。

『魔女の一撃』とよばれるぎっくり腰のこと

『魔女の一撃』

では、NLC野中腰痛クリニックさんのアンケートを見てみましょう。

季節による「ぎっくり腰」回答は?

下のグラフを見てください。

冬場に「ぎっくり腰を発症したという回答が、57.3%と6割近く

にのぼっています。

さらに、、、

暖かい夏場には、30.2%ともっとも低い発症率

季節による「ぎっくり腰」発症の回答

このアンケートで分かることは、、、

寒い冬場に重い物を持ったり、立ち上がろうとしたときに「ぎっくり腰」を発症させる

ということですね。

さらに付け加えると、、、

長時間同じ姿勢でいたりしてかがんだときが要注意のようです。

寒い冬場に重い物を持ったり、立ち上がろうとしたときに「ぎっくり腰」を発症させる
寒い冬場に重い物を持ったり、立ち上がろうとしたときに「ぎっくり腰」を発症させる

ぎっくり腰になって不便だと感じる動作とは何?

「ぎっくり腰になって不便だと感じる動作とは何?」というアンケートでは、以下のような動作が主に不便だと感ているようです。

それは、、、

  • 座る・立ち上げる
  • ベッドや布団から体を起こす
  • 下にあるものを拾う
ぎっくり腰になって不便だと感じる動作とは何?
ぎっくり腰になって不便だと感じる動作とは何?

ぎっくり腰の痛みが続いた期間は

ぎっくり腰の痛みが続いた期間では、、、

3日〜5日未満が、いちばん痛みが続く日数のようです。

ぎっくり腰の痛みが続いた期間は、3日〜5日未満が、いちばん痛みが続く
ぎっくり腰の痛みが続いた期間は、3日〜5日未満が、いちばん痛みが続く

「ぎっくり腰」に対して、どう対処したのか!?

さらに調査は進みます。

次のアンケートは「「ぎっくり腰」に対して、どう対処したのか!?」という質問です。

当然と言えば当然の結果ですが・・・

ぎっくり腰発症後、「すぐに安静にした」が56.1%

ついで、、、

  • 病院やクリニックに行った:37.7%
  • 湿布や冷却剤で冷やした:32.1%
  • 痛み止めを服用した:24.3%

と、続きます。

「ぎっくり腰」に対して、どう対処したのか!?
「ぎっくり腰」に対して、どう対処したのか!?

回復するまでにリハビリやストレッチなどやったのか?

「回復するまでにリハビリやストレッチなどやったのか?」という問いに関しては、、、

とくに何もしなかったという回答が、39.2%と一番多かった

これは、、、

強烈な痛みに伴い、とりあえず安静にして、その後の対応を考えた

ということではないでしょうか?

ぎっくり腰発症後は、とりあえず安静にして、その後の対応を考える
ぎっくり腰発症後は、とりあえず安静にして、その後の対応を考える

「ぎっくり腰」再発防止策は!?

激痛を伴う「ぎっくり腰」ですが、対策はどのようなことを考えているのでしょうか?

「ぎっくり腰」再発防止策は!?
「ぎっくり腰」再発防止策は!?

一番多い回答は、「重いものを持ち上げる際に注意する」が40.2%

重いものを持ち上げる際に注意する
重いものを持ち上げる際に注意する
  1. 定期的にストレッチをする:33%
  2. 正しい姿勢を意識する:28.7%






ぎっくり腰のメカニズム。
ぎっくり腰では何が起きているのか!?

『ぎっくり腰』は、病名ではありません。

これは、、、

突然起こる強い腰の痛みの総称なのです。

ですから、、、

レントゲンやMRI(画像検査)をしても明確な異常が見つからないことが多い

のです。

ぎっくり腰では、以下の組織のどれか1つが原因になっていたり、複数の組織が関わっていたりします。

  • 筋肉
  • 筋膜
  • 靭帯
  • 椎間関節(背骨同士の関節)
  • 椎間板
  • 神経

ぎっくり腰で有力とされるメカニズムは

考えられるメカニズムは、主に以下の通り。

  1. 筋肉・筋膜の微細損傷
  2. 椎間関節のロック(関節性疼痛)
  3. 神経の過敏反応(防御反射)

筋肉・筋膜の微細損傷

体に大きな負荷がかかる作業菜で起こります。

たとえば、、、

重い物を持つ、体をひねる、前かがみになるなどの動作で腰の筋肉や筋膜に目に見えないレベルの損傷が起きてしまう。

肉離れに近い状態を引き起こしている

肉離れに近い状態を引き起こしている
肉離れに近い状態を引き起こしている

椎間関節のロック(関節性疼痛)

骨同士の摩擦などで、神経が刺激されて激痛を引き起こしている。

これは、、、

背骨同士をつなぐ小さな関節(椎間関節)が、「ずれ」「引っかかり」「急な可動制限」を起こして、神経が刺激されで激痛が走る

この場合は、以下の特徴が出ます。

  • 少し動かしただけで激痛
  • 一定方向に動けない
少し動かしただけで激しい痛みが発生する
少し動かしただけで激しい痛みが発生する

神経の過敏反応(防御反射)

この「神経の過敏反応(防御反射)」とは、、、

これ以上耐えられない負荷が腰にかかったときに危険を察知してカラダが防御する反応のこと。

カラダが、危険と判断してくれているのですね。

どうして?ちょっとした動作で
ぎっくり腰が引き起こされるのか?

よく「ぎっくり腰」で耳にするのは、
「たいした作業でもないのに発症した」
「咳払いで」
「立ち上がったら・・・」
など、「重労働」の影響で起こるとはかぎりません。

その理由として考えられるのが・・・

もともと「腰の状態が良くない」「腰に余裕がなかった」状態のところで、最後の軽い一撃がぎっくり腰を呼び込んだ

と、考えられます。

  • 疲労の蓄積
  • 冷え
  • 睡眠不足
  • 筋力低下
  • 姿勢のクセ
  • 運動不足
ぎっくり腰には、冷え・疲労の蓄積・運動不足が考えられます。
ぎっくり腰には、冷え・疲労の蓄積・運動不足が考えられます。

これからの続く寒い季節は、ストレッチや散歩など少しでも体を動かして体温を下げない工夫が大切です。痛い痛い「ぎっくり腰」ならないように意識して冬場を乗り越えましょう。

 





ではでは。

 





参考したサイト
足立慶友医療コラム:なぜぎっくり腰は起こるのか?原因とメカニズム
NLC野中腰痛クリニック:ぎっくり腰は冬に約6割が発症!再発経験者7割が知らないサインと対策
オムロン:ぎっくり腰とは – 何げない動作でも起こる
大正健康ナビ:ぎっくり腰(急性腰痛症)

 





 





 





タロ

久永 広太郎(ヒサナガコウタロウ)

あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し(2004年〜2015年)自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。現在は、オリジナル商品などのネットショップの運営。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。