「片脚で靴下が履けない」は危険信号?50代から知っておくべきロコモ症候群とは

ウォーキング

ロコモ症候群とは?

ロコモ症候群が、増加しているのをご存じでしょうか?

とくに、、、

50代からは「メタボとロコモの重複」での増加が顕著になっています。

たとえば、、、

50代のメタボ該当者のうち、男性の32.0%、女性の53.2%がロコモも併発しています。

50代のメタボ該当者のうち、男性の32.0%、女性の53.2%がロコモも併発しています
50代のメタボ該当者のうち、男性の32.0%、女性の53.2%がロコモも併発しています
ロコモ症候群とは
ロコモ症候群とは、骨・筋肉・関節・神経など、体を動かす仕組み(運動器)が衰えることで、移動機能が低下した状態を指します。
日本整形外科学会が提唱した概念で、進行すると将来的に「要介護状態」になるリスクが高まるとされています。

特別な病気ではなく、

  • 筋力の低下
  • バランス能力の低下
  • 関節や骨のトラブル

などが重なって起こるのが特徴です。

2019年の厚生労働省国民生活基礎調査の概要によると、要支援・要介護の原因の第1位は、「運動器の障害」でした。 
らく健:40~50 代でもロコモに!あなたの足腰ひざ、大丈夫ですか?より

なぜ「片脚で靴下が履けない」が目安になるのか

片脚で靴下を履く動作には、

  • 体幹の安定性
  • 脚の筋力
  • バランス感覚

が同時に必要です。

そのため、、、

「片脚で立つのが不安定」「転びそうで怖い」と感じる場合、運動器の衰えが始まっている可能性

があります。

片脚で靴下を履く動作には、体幹の安定性、脚の筋力バランス感覚が同時に必要です
片脚で靴下を履く動作には、体幹の安定性、脚の筋力バランス感覚が同時に必要です

これは、、、

ロコモ症候群の簡易チェックとしても知られている動作の一つです。

ロコモ症候群50代から発症:とくに注意したい理由

ロコモ症候群は、高齢者だけの問題ではありません。
50代前後から、

  • 筋肉量が自然に減少する
  • 運動習慣が減る
  • 関節の柔軟性が落ちる

といった変化が起こりやすくなります。

ロコモ症候群の自覚症状が少ないまま進行しやすいため、「まだ大丈夫」と思っている時期こそ、意識することが大切です。

日常で気づきやすいロコモのサイン

これは、「ロコモ症候群かも?」

次のような変化はありませんか?

  • つまずきやすくなった
  • 階段の昇り降りがつらい
  • 歩く速度が遅くなった
  • 長く歩くとすぐ疲れる
  • 片脚立ちが不安定

一つでも当てはまる場合は、体からのサインと考えてみましょう。

日常で気づきやすいロコモのサイン
日常で気づきやすいロコモのサイン

メタボだと、ロコモのリスクが1.87倍に上昇

千葉大学は、健診受診者の3万人超(平均年齢 50歳、標準偏差 ±9.6歳、男女比 6:4)のロコモティブシンドローム(運動器症候群、ロコモ)とメタボリックシンドローム(メタボ)の有病率とその関連性を解析を行いました。

すると、、、

ロコモは全体の約15%、メタボは約7.5%に該当

しました。

さらに、ロコモ該当者の割合は、メタボ該当者の約24%と、非メタボ該当者の約15%に比べて有意に高く・・・

なんと、、、

メタボ該当者ではロコモのリスクが1.87倍に上昇する

ことが、判明しました。

メタボ該当者ではロコモのリスクが1.87倍に上昇する



ロコモ症候群予防は、改善できます

ロコモ症候群は、早めに気づいて対策すれば、進行を防ぐことができるとされています。

代表的な対策としては、

  • 無理のない筋力トレーニング
  • バランスを意識した運動
  • 日常的に「よく歩く」習慣
  • 栄養バランスの見直し
ロコモ症候群予防には、無理のない筋力トレーニング
ロコモ症候群予防には、無理のない筋力トレーニング

など、特別なことではなく、日々の積み重ねが重要です。



まとめ|「できていた動作」ができなくなったら要注意

「片脚で靴下が履けない」という小さな変化は、
体の衰えを知らせる大切なサインかもしれません。

ですから、、、

50代からは、不調を年齢のせいにせず、自分の体と向き合うことが将来の健康につながります。

今できることを、今のうちから。
ロコモ症候群を知ることが、健康な生活への第一歩です。






高齢者だけでなく若年層でも低栄養や過度のダイエットでなりえるサルコペニアとは。

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ではでは。

 





参考したサイト
らく健:40~50 代でもロコモに!あなたの足腰ひざ、大丈夫ですか?
日本肥満症予防協会:メタボとロコモの深い関係を3万人超の健診データで解明 運動機能の低下は50代から進行
健康長寿ネット:ロコモティブシンドロームとは

 





 





 





 





タロ

久永 広太郎(ヒサナガコウタロウ)

あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し(2004年〜2015年)自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。現在は、オリジナル商品などのネットショップの運営。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。